今日は、西加奈子さんの本「円卓」読んでみる予定。
本は大好きで、海外に移住してから日本語の本屋さんがなくなり、とても悲しく思っていた時期があったんだけれども、いやいやKindleがあるでしょ!って、多分移住してから5〜6年後に気づいたんですが、(遅い)それ以来、電子書籍にお世話になっている。
以前東京に暮らしていたときには、今では信じられないんですが、夜中の12時まで開店している本屋さんが新宿ルミネに入ってて、夜中の閉店まで、本屋で立ち読みしたり、買ったりしてました。それがすごく好きな時間でした。隣駅の初台に住んでいたので、閉店後の夜中に歩いて帰宅していました。今はこの島の生活に慣れてしまって、夜出歩くことなんてないので、ちょっと懐かしい感覚がします。仕事で外に出た帰り道には、週3回くらいはそうしてたんじゃないかな。
東京での生活で、やはり自分は、すごく無理をしていたと思います。
今思うと、その頃出会った人たちは、面白い人たち、才能あふれる人たちがたくさんいました。何か急いでやらなければ、置いていかれるような焦燥感がいつもありました。誰かと比べて勝つとか負けるとか、社会的にどうかということを考えると、なんていうか答えもなく、宙ぶらりんな自分でした。そこまでしっかりできなくて、コンプレックスも抱えていました。
自分は小さい頃から不思議ちゃんでありながら、いい子ちゃんで、笑 必死でついていこうとしていました。 なんとなくはうまくやれていたような気が自分ではしてたのですが。。でも苦しい気持ちを隠しながら、過ごしていました。そのうち、霊感のようなものが自分の中に大きく比重をしめるようになり、生活も徐々に無理が生じて来て、東京にいるのが辛くなって来てしまいました。
見えない世界の存在と繋がる、朝起きて何か自分がダウンロードしてしまってると感じる時もありますし、波動の高いものが降りて来て、フラフラまっすぐ歩けないような時もありました。そういう人って、ある程度はいると思うんですね。自分だけではないのは知っていますし、そして全く理解できないっていう方がいるのも知っています。人それぞれですね。
今でこそネットでいろんな人がいるって情報がわかちあえるけれども、当時はそんなことは、なぜか周りの友達には言ってなかったように思います。どうして良いのかわからないで迷っていたのだと思います。自分で自分のことがよく観察できてなかったですね。
そんなときに、本を読んでいると、とても楽しかったり元気をもらえたりしていました。
高校に入学してから、自分で本屋に行って本を買うことができるようになって以来、自分が本当に興味あることについて書いてある本が読めるという嬉しさ、世界が広がる嬉しさに、そして会わなければと思っていた存在に会えたようなそんな気分で本を読んでいました。
読書している間に、小さな小さな旅行しているような気分になれるのが、いいですね。
ではでは今日はこの辺で。
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