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Summer Break

Writer: Kayo TakahashiKayo Takahashi

今は、ベルリンの劇場の衣裳部と仕事をしている。もちろんリモートです。

今日は、こちらハワイ時間で朝9時、あちらベルリンでは21時という12時間の時差でミーティングをした。あと2日でサマーブレイクに入るために大忙しという感じだったし、なんだか担当の彼女のワクワクがこちらにたくさん伝わってきた。なんか羨ましいですね。

いつも頑張って働いてくれているスタッフの皆さん、

どうぞいい休暇を過ごされますように。


私は、ここ数ヶ月のリモートでの衣裳チェックに、かなり限界を感じ、いますぐベルリンに飛んで行きたい気持ちでおります。とは言え、このコロナの状況でもなんとかしないといけないとなると、やるしかないので、やっています。色や素材など、写真や動画でもよくわからない時も多々あります。

特に今回がそうなのですが、初めて一緒に仕事する職人さんや初めて仕事する国ですと、私の求めるイメージを共有するのに、時間がかかったり、生地屋さんの感じや、物価などの違いや、劇場自体の決まりなど、知らないことを覚えていかないといけない部分が割とあります。これまでよくわかっている職人さんとの、ツーカーな感じを、つい懐かしく思い出したりしてしまいますが、新しい職人さんの思わぬクリエイションに、眼からうろこで楽しい時間も過ごしたりしたり、なんて言っていいのかよく分からなくて、自分が壊れ気味になる時もあります。笑 


自分の衣裳デザイン画をみて、どうやって形にするか真剣に取り組んでいる方がいるということは、本当に幸せなことだと思います。

私もリモートでも、きちんとイメージを伝えられるような表現力と、忍耐力を持って臨みたいです。




 
 
 

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